blogmano manoの日々のこと

お知らせ

2023.02.04 Sat

二人共通の趣味をデザインに

 
自然が好きで登山が共通の趣味
 
mano manoへ普段指輪をしない方も多く訪れるので、職人のオーナーが
デザインをしたことのないお客様にもじっくりとお話を伺いながら
二人にとって最高な結婚指輪ができればと思っています。
 
結婚指輪のデザインって普段身につけない人からしたら未知すぎて、何から話していいかわからないしハードルが高いし不安だと・・・
 
もっともな意見です、私も普段馴染みのない物のデザインは出来ないしないを話していいか分からない
 
だけど目の前にサンプルなどイメージしやすいものがあれば自分の好みは伝えられますよね?
 
それら好みを聞き出すのも私の仕事
 
今回のお客様もとりあえず相談だけでもと思って来店してくれました
 
指輪のサンプルを見てもらいながらイメージしていくうちに少しづつ二人それぞれのデザインの方向性が決まってくる。
そんな中お話をいろいろ聞いていると趣味の話になった際、私も自然が好きでキャンプや登山など話が盛り上がりお二人の優しい雰囲気にこちらも癒されます。
 
 
当初なるべくシンプルな形がお好みのお二人、それに光沢の仕上がりより落ち着いた雰囲気のマットなイメージがお互いにお気に入り
 
それでもサンプルを見ていくと自然な風合いにも見える槌目の仕上がりが気になりはじめました
(槌目とは指輪に金槌でランダムに叩いて凸凹の模様をつけていく加工)
実際にここまで光沢仕上げをしてから一つ一つ金槌で槌目模様を
ランダムに打つ事で同じ模様は絶対できない唯一無二のデザインに!
 
ですがここまで光沢のある槌目はキラキラし過ぎてお二人の好みではなく
もっとマットな雰囲気が自分たちには似合うと
 
そんな時は作り手である私のご提案でホーニング加工をお勧めしました
(ホーニングとは細かい砂粒を打ち付けて曇った風合いにする加工)
槌目にホーニングをすると光沢の槌目とは全く雰囲気の違う仕上がりになります
 
 
イメージが湧いてくると二人のアイディアも生まれてくる
 
 
初めて指輪のデザインをする二人でもサンプルを見ながら話を進めていくうち、徐々にアイディアが出できて
「こんなの出来ますか?」
「これとこれは合わせるとどうですか?」
色々と興味が出てきてお客様からの質問も増えてくると嬉しくなりますね
 
 
「槌目にホーニングで登山している手前の風景みたいに」
「指輪の内側に山の稜線を刻印すると遠くに見える山々に」
 
そうして生まれた二人だけのデザインは二人で楽しむ結婚指輪に
 
 
二人が好きなことをデザインに取り入れると色々な可能性が生まれて
初めてデザインした二人でも楽しみながら指輪作りを体験できます
 
 
世界に1組だけの結婚指輪が完成しました
 
この記事をシェアする
twiiter はてなブックマーク pocket

Related articleこの記事のあとによく読まれている記事

マリッジリングを選ぶポイント ~5~

フルオーダーのいいところ

結婚指輪の予算はどのくらいなの?

10月のお休みのお知らせ

いろいろな指輪

連なるダイヤモンド

全ての記事一覧へ
go top